種類はさまざま!浴衣に着ける基本の帯を覚えよう
浴衣の帯は、シチュエーションやサイズなどによって、さまざまな種類に分かれています。
よく使用されている帯の種類は、半幅帯・兵児帯・名古屋帯・結び帯の4種類です。
半幅帯は、浴衣を着るときの定番の帯とされています。もともとは、羽織を着るときなど帯が見えない状態の際に使用されていました。訪問着・振袖などの礼装の際に使用する袋帯よりも幅が狭いのが特徴です。
季節やシチュエーションを選ばずに使用できるため、非常に使いやすい帯でしょう。
兵児帯は、主に子供用の浴衣に合わせる定番の帯として知られています。しかし、結び方のアレンジがしやすいため、近年では大人の女性も多く使用しています。兵児帯は生地が柔らかくて伸びやすく、非常に結びやすいのが特徴です。
ふわふわとした素材が使用されている場合が多いため、優しい印象を与えます。
結び目を工夫したり、華やかなアレンジをしたりするときに適しているでしょう。
名古屋帯は本来、小紋や紬のような普段着と呼ばれる着物に合わせる用途の帯になります。そのため、浴衣をきちんと着たい、着物のような雰囲気で着こなしたいなどというときにおすすめです。
袋帯よりも軽く結びやすいため、浴衣や着物を着用する際によく使用されています。また、帯の柄によっては略礼装としても使用が可能です。
浴衣や着物を着るのに慣れていない初心者や不器用な人におすすめなのが、結び帯(作り帯)です。
結び帯は、あらかじめ結び目が完成している帯になります。帯の位置を合わせて固定するだけなので、着脱が非常に簡単です。しかし、半幅帯や兵児帯のように初めから結ぶ作業ができないため、結び方のアレンジはあまりできません。
帯の着用に慣れてきたら、自分で結ぶタイプの帯を使用してアレンジにチャレンジしてみるとよいでしょう。
よく使用されている帯の種類は、半幅帯・兵児帯・名古屋帯・結び帯の4種類です。
半幅帯は、浴衣を着るときの定番の帯とされています。もともとは、羽織を着るときなど帯が見えない状態の際に使用されていました。訪問着・振袖などの礼装の際に使用する袋帯よりも幅が狭いのが特徴です。
季節やシチュエーションを選ばずに使用できるため、非常に使いやすい帯でしょう。
兵児帯は、主に子供用の浴衣に合わせる定番の帯として知られています。しかし、結び方のアレンジがしやすいため、近年では大人の女性も多く使用しています。兵児帯は生地が柔らかくて伸びやすく、非常に結びやすいのが特徴です。
ふわふわとした素材が使用されている場合が多いため、優しい印象を与えます。
結び目を工夫したり、華やかなアレンジをしたりするときに適しているでしょう。
名古屋帯は本来、小紋や紬のような普段着と呼ばれる着物に合わせる用途の帯になります。そのため、浴衣をきちんと着たい、着物のような雰囲気で着こなしたいなどというときにおすすめです。
袋帯よりも軽く結びやすいため、浴衣や着物を着用する際によく使用されています。また、帯の柄によっては略礼装としても使用が可能です。
浴衣や着物を着るのに慣れていない初心者や不器用な人におすすめなのが、結び帯(作り帯)です。
結び帯は、あらかじめ結び目が完成している帯になります。帯の位置を合わせて固定するだけなので、着脱が非常に簡単です。しかし、半幅帯や兵児帯のように初めから結ぶ作業ができないため、結び方のアレンジはあまりできません。
帯の着用に慣れてきたら、自分で結ぶタイプの帯を使用してアレンジにチャレンジしてみるとよいでしょう。
帯はサイズが違う!それぞれの特徴を押さえよう
帯は、種類によって幅や長さなどのサイズがそれぞれ異なります。
サイズの目安を覚えておくと、使用するときに選びやすいでしょう。
帯のサイズは、「寸」という単位で表されます。1寸の長さは約4cmです。
半幅帯のサイズは、幅4寸(約17cm)、長さが360~400cmほどになります。
帯の種類の中では、非常に使用しやすいサイズでしょう。
名古屋帯の一般的なサイズは、幅8寸(約32cm)、長さ360~380cmです。
半幅帯よりも幅が広いため、帯の印象をはっきりさせるような結び方が可能になります。
そして、帯の種類の中でも、最も特徴がある帯が兵児帯です。
子供から大人まで使用できる兵児帯のサイズには、幅8寸で長さは280cmほどのものが適しています。
婦人用の兵児帯として使用されているサイズは、幅12.5寸(約50cm)、長さ400cmほどです。
サイズの目安を覚えておくと、使用するときに選びやすいでしょう。
帯のサイズは、「寸」という単位で表されます。1寸の長さは約4cmです。
半幅帯のサイズは、幅4寸(約17cm)、長さが360~400cmほどになります。
帯の種類の中では、非常に使用しやすいサイズでしょう。
名古屋帯の一般的なサイズは、幅8寸(約32cm)、長さ360~380cmです。
半幅帯よりも幅が広いため、帯の印象をはっきりさせるような結び方が可能になります。
そして、帯の種類の中でも、最も特徴がある帯が兵児帯です。
子供から大人まで使用できる兵児帯のサイズには、幅8寸で長さは280cmほどのものが適しています。
婦人用の兵児帯として使用されているサイズは、幅12.5寸(約50cm)、長さ400cmほどです。
帯って洗濯NG?帯のお手入れはどうしたらいい?
普段から着物を着用していない場合、帯を手入れする際に、どのような方法で行えばよいのか迷ってしまうでしょう。
間違った方法で手入れを行っていると、帯が早く傷んでしまう可能性もあります。
帯を長持ちさせるためにも、正しい方法で手入れを行いましょう。
着用し終わった帯はハンガーに吊るし、風通しの良い場所に干して湿気を飛ばします。乾いたら四つ折りにするか巻いてから保管します。シワがあった場合は二つ折りにしたあとに、生地を伸ばしながら巻いていくと、シワが取れやすいでしょう。基本的に、帯は手入れをする際に洗濯を行いません。水に漬けることで縮んだり、型崩れを起こしたりする可能性があるためです。素材によっては特別な処置が必要になるので、なるべく帯を洗濯するのは避けましょう。
どうしても汚れが気になる場合は、価格が安めの帯であれば簡単な処置ができます。固く絞った濡れタオルで汚れや汗を落として乾かしましょう。しかし、高級な帯の場合は自宅で洗濯などの手入れを行うのは厳禁です。
汚れが付着したなど、どうしても洗いたいときは着物専門のクリーニング店に相談するとよいでしょう。
適切な方法で手入れをしてくれるため、帯を傷めずにきれいにすることができます。
間違った方法で手入れを行っていると、帯が早く傷んでしまう可能性もあります。
帯を長持ちさせるためにも、正しい方法で手入れを行いましょう。
着用し終わった帯はハンガーに吊るし、風通しの良い場所に干して湿気を飛ばします。乾いたら四つ折りにするか巻いてから保管します。シワがあった場合は二つ折りにしたあとに、生地を伸ばしながら巻いていくと、シワが取れやすいでしょう。基本的に、帯は手入れをする際に洗濯を行いません。水に漬けることで縮んだり、型崩れを起こしたりする可能性があるためです。素材によっては特別な処置が必要になるので、なるべく帯を洗濯するのは避けましょう。
どうしても汚れが気になる場合は、価格が安めの帯であれば簡単な処置ができます。固く絞った濡れタオルで汚れや汗を落として乾かしましょう。しかし、高級な帯の場合は自宅で洗濯などの手入れを行うのは厳禁です。
汚れが付着したなど、どうしても洗いたいときは着物専門のクリーニング店に相談するとよいでしょう。
適切な方法で手入れをしてくれるため、帯を傷めずにきれいにすることができます。
半幅帯の代表的な結び方は文庫結び
浴衣に合わせやすい半幅帯の代表的な結び方に、文庫結びがあります。
シンプルですが女性的な印象を与え、さまざまな年齢の人に似合う結び方です。
まず、帯の片側を約50cmとって、二つ折りにします。折った山の方を下に向けて襟元と胴に合わせましょう。
胴に合わせた部分をきれいにたたんでから、帯を2周巻きます。
巻き終わりにしっかりと引き締めるとあとで帯が緩みません。
巻き終わった帯の端を斜め内側に折り上げて、二つ折りにした方の帯を上から被せます。そのまま下からくぐらせて結びましょう。くぐらせた方の帯が上に来るように、結び目を交差させてねじ上げます。
以上で、結び目部分の完成です。
次は、「羽根」と呼ばれる腰の後ろの飾りを作っていきましょう。
結び目の下側の帯を端から45cmほどつまみます。肩幅より長めに取るとよいでしょう。
そして、つまんだ部分から結び目の元まで屏風だたみをしていきます。
帯の柄が裏と表で異なる場合は、巻きだたみをして裏の柄を見せるのもおすすめです。
結び目まで帯をたためたら、たたんだ帯の中央に山を作り、両サイドを折り上げて山ひだを作ります。
さらに、たたんだ帯の中央を結び目の位置に合わせて、二つ折りにした方の帯を上から被せましょう。
そのまま上から下に2回巻いて、引き締めます。
胴に巻いた帯の内側に二つ折りにした方の帯を差し込んで、下から引き出しましょう。
余った部分は内側に折って胴回りの帯の中にしまいます。このとき、羽根が胴に巻いた帯の上にのっているような状態です。
羽根がしっかりと結べたら、きれいに整えていきましょう。
羽根の左右を折り下げて、角度を下に向けます。中央の山ひだも一緒に整えましょう。
そして、胴に巻いた帯を右から左へ回します。羽根が腰の位置に来るように調整するのがポイントです。
前板がある場合は使用すると、帯がスッキリ見えて形が崩れにくくなるでしょう。
最後に見え方や角度の微調整をすれば、文庫結びの完成です。
シンプルですが女性的な印象を与え、さまざまな年齢の人に似合う結び方です。
まず、帯の片側を約50cmとって、二つ折りにします。折った山の方を下に向けて襟元と胴に合わせましょう。
胴に合わせた部分をきれいにたたんでから、帯を2周巻きます。
巻き終わりにしっかりと引き締めるとあとで帯が緩みません。
巻き終わった帯の端を斜め内側に折り上げて、二つ折りにした方の帯を上から被せます。そのまま下からくぐらせて結びましょう。くぐらせた方の帯が上に来るように、結び目を交差させてねじ上げます。
以上で、結び目部分の完成です。
次は、「羽根」と呼ばれる腰の後ろの飾りを作っていきましょう。
結び目の下側の帯を端から45cmほどつまみます。肩幅より長めに取るとよいでしょう。
そして、つまんだ部分から結び目の元まで屏風だたみをしていきます。
帯の柄が裏と表で異なる場合は、巻きだたみをして裏の柄を見せるのもおすすめです。
結び目まで帯をたためたら、たたんだ帯の中央に山を作り、両サイドを折り上げて山ひだを作ります。
さらに、たたんだ帯の中央を結び目の位置に合わせて、二つ折りにした方の帯を上から被せましょう。
そのまま上から下に2回巻いて、引き締めます。
胴に巻いた帯の内側に二つ折りにした方の帯を差し込んで、下から引き出しましょう。
余った部分は内側に折って胴回りの帯の中にしまいます。このとき、羽根が胴に巻いた帯の上にのっているような状態です。
羽根がしっかりと結べたら、きれいに整えていきましょう。
羽根の左右を折り下げて、角度を下に向けます。中央の山ひだも一緒に整えましょう。
そして、胴に巻いた帯を右から左へ回します。羽根が腰の位置に来るように調整するのがポイントです。
前板がある場合は使用すると、帯がスッキリ見えて形が崩れにくくなるでしょう。
最後に見え方や角度の微調整をすれば、文庫結びの完成です。
大人でもOK!兵児帯の大人っぽい結び方
兵児帯は柔らかく広げやすいため、さまざまなアレンジを楽しめる帯です。
華やかな印象を与える結び方に、リボン結びがあります。
まず、帯を前で合わせ、位置を確認します。
帯を二つに折り、折った山の方を下側にして、帯と胴の中心を合わせましょう。
そのまま帯を胴に2回巻き、帯の両端を後ろに回して交差させます。
あとで帯が緩まないように引き締めてから、帯の両端を前に戻しましょう。
帯の長さが左右で同じになるように調整してから交差させ、身体の前で結びます。
結び目が解けないようにしっかりと結ぶのが大切です。
次に、リボンの部分を作っていきます。
まず、結び目の下側になっている方の帯で輪を作り、逆側の帯を上から被せましょう。
左右の輪の大きさが同じになるように、キュッと引き締めながらリボン結びを行います。
しっかりと結べたら、羽根を広げて整えましょう。
帯を右から左へ回し、リボンの部分が腰の辺りに来るように調整します。
左から右に帯を回すと、衿元が崩れてしまうので注意が必要です。
帯を回せたら、前側の帯をきれいに整えます。
前板がある場合は、帯に前板を入れましょう。
帯のシワや広がり方を調整できたら、リボン結びの出来上がりです。
華やかな印象を与える結び方に、リボン結びがあります。
まず、帯を前で合わせ、位置を確認します。
帯を二つに折り、折った山の方を下側にして、帯と胴の中心を合わせましょう。
そのまま帯を胴に2回巻き、帯の両端を後ろに回して交差させます。
あとで帯が緩まないように引き締めてから、帯の両端を前に戻しましょう。
帯の長さが左右で同じになるように調整してから交差させ、身体の前で結びます。
結び目が解けないようにしっかりと結ぶのが大切です。
次に、リボンの部分を作っていきます。
まず、結び目の下側になっている方の帯で輪を作り、逆側の帯を上から被せましょう。
左右の輪の大きさが同じになるように、キュッと引き締めながらリボン結びを行います。
しっかりと結べたら、羽根を広げて整えましょう。
帯を右から左へ回し、リボンの部分が腰の辺りに来るように調整します。
左から右に帯を回すと、衿元が崩れてしまうので注意が必要です。
帯を回せたら、前側の帯をきれいに整えます。
前板がある場合は、帯に前板を入れましょう。
帯のシワや広がり方を調整できたら、リボン結びの出来上がりです。
名古屋帯の代表的な結び方はお太鼓結び
名古屋帯は、着物らしさを強く感じられる帯の種類です。
和風な雰囲気を強く出すには、本格的に見える結び方がよいでしょう。
名古屋帯を使用した結び方の中でも、応用しやすいのがお太鼓結びです。お太鼓結びをするには、さまざまな道具が必要になります。必要な道具は、仮紐・帯板・帯枕です。他にも、帯揚げや帯締めも使用します。
これらの道具が揃っている場合はチャレンジをしてみるとよいでしょう。また、名古屋帯は、胴に巻く部分が半分に縫ってあるものが多いです。また、帯を胴に巻く方の端を「手先」、お太鼓部分の下に来る方の端を「たれ先」と呼びます。
お太鼓結びをする際に多く使用される言葉になるので、覚えておきましょう。
まず、帯の折り目が下側に来るようにして、手先を左肩にかけます。
このとき、なるべく肩の外側に帯をかけると衿が崩れにくいでしょう。
帯がウエスト辺りに来るように長さを調整し、手先を押さえながら帯を胴に1回巻きます。
このときに巻いた場所で高さが決まるため、位置を確認しながら巻くとよいです。
そして、胴に巻いた帯と手先の間に帯板を入れます。
次に、1周目に沿わせるように2周目を巻いていきましょう。
左肩に掛けた帯を外して、帯の下側を受けるように持って引き締めながら巻くと緩みません。
背中側にあった面が外側に来るように手先を下ろして、手先と胴に巻いた帯が交わる箇所を指で押さえましょう。
右手を帯の前から回すようにして、たれ先を下側から持ち直してから折り上げます。
折り上げる位置の目安は、胴に巻いた帯の上までです。このときに、左手で押さえた帯も一緒に折り上げていきます。
折り上げたたれに仮紐を回して前で結び、帯を押さえましょう。
緩まないように結べたら、角度などを調整します。
そして、たれ先から80cmほどの箇所に帯山を作りましょう。
目立つ柄がある場合は、柄がきれいに見えるような調整が必要です。
まっすぐ横に折るようにして作ると、仕上がりがきれいです。
帯山を崩さないように気をつけながら、帯山の中心に帯枕を入れます。
帯枕が真ん中からずれてしまうと、帯山が斜めに崩れてしまう可能性があるので注意をしなければなりません。
帯と帯枕を持ち、仮紐を押さえるように帯枕を背中に添わせて、紐を前で結びましょう。
さらに、帯枕の下にできたたるみをベース型に整えます。
帯揚げを帯枕にかませるように三つ折りにしてかけ、身体の前で本結びにします。これで、結び目の部分は完成です。
次に、お太鼓の部分を作っていきましょう。まず、帯山の上部から80cmほどの箇所の帯を指でつまみます。
肘を曲げ、帯枕の辺りまでたれをまっすぐ持ち上げましょう。
たれの下部を7~8cm残して、手先をお太鼓の裏側にしまいます。
手先は2~3cmほど外側に出すのがおすすめです。
最後に、帯締めをお太鼓の中に通し、身体の前に回して結びます。帯全体が緩むのを防ぐため、しっかりと結びましょう。
仮紐を抜いて、お太鼓の大きさとたれの長さを調整すれば、お太鼓結びの完成です。
和風な雰囲気を強く出すには、本格的に見える結び方がよいでしょう。
名古屋帯を使用した結び方の中でも、応用しやすいのがお太鼓結びです。お太鼓結びをするには、さまざまな道具が必要になります。必要な道具は、仮紐・帯板・帯枕です。他にも、帯揚げや帯締めも使用します。
これらの道具が揃っている場合はチャレンジをしてみるとよいでしょう。また、名古屋帯は、胴に巻く部分が半分に縫ってあるものが多いです。また、帯を胴に巻く方の端を「手先」、お太鼓部分の下に来る方の端を「たれ先」と呼びます。
お太鼓結びをする際に多く使用される言葉になるので、覚えておきましょう。
まず、帯の折り目が下側に来るようにして、手先を左肩にかけます。
このとき、なるべく肩の外側に帯をかけると衿が崩れにくいでしょう。
帯がウエスト辺りに来るように長さを調整し、手先を押さえながら帯を胴に1回巻きます。
このときに巻いた場所で高さが決まるため、位置を確認しながら巻くとよいです。
そして、胴に巻いた帯と手先の間に帯板を入れます。
次に、1周目に沿わせるように2周目を巻いていきましょう。
左肩に掛けた帯を外して、帯の下側を受けるように持って引き締めながら巻くと緩みません。
背中側にあった面が外側に来るように手先を下ろして、手先と胴に巻いた帯が交わる箇所を指で押さえましょう。
右手を帯の前から回すようにして、たれ先を下側から持ち直してから折り上げます。
折り上げる位置の目安は、胴に巻いた帯の上までです。このときに、左手で押さえた帯も一緒に折り上げていきます。
折り上げたたれに仮紐を回して前で結び、帯を押さえましょう。
緩まないように結べたら、角度などを調整します。
そして、たれ先から80cmほどの箇所に帯山を作りましょう。
目立つ柄がある場合は、柄がきれいに見えるような調整が必要です。
まっすぐ横に折るようにして作ると、仕上がりがきれいです。
帯山を崩さないように気をつけながら、帯山の中心に帯枕を入れます。
帯枕が真ん中からずれてしまうと、帯山が斜めに崩れてしまう可能性があるので注意をしなければなりません。
帯と帯枕を持ち、仮紐を押さえるように帯枕を背中に添わせて、紐を前で結びましょう。
さらに、帯枕の下にできたたるみをベース型に整えます。
帯揚げを帯枕にかませるように三つ折りにしてかけ、身体の前で本結びにします。これで、結び目の部分は完成です。
次に、お太鼓の部分を作っていきましょう。まず、帯山の上部から80cmほどの箇所の帯を指でつまみます。
肘を曲げ、帯枕の辺りまでたれをまっすぐ持ち上げましょう。
たれの下部を7~8cm残して、手先をお太鼓の裏側にしまいます。
手先は2~3cmほど外側に出すのがおすすめです。
最後に、帯締めをお太鼓の中に通し、身体の前に回して結びます。帯全体が緩むのを防ぐため、しっかりと結びましょう。
仮紐を抜いて、お太鼓の大きさとたれの長さを調整すれば、お太鼓結びの完成です。
シチュエーションにあわせて締める帯も変えてみよう
浴衣を着用するときのシチュエーションによって締める帯を変えると、大きく印象が変わります。
帯の種類や結び方を考えながら選ぶと、浴衣をさらに楽しめるでしょう。
半幅帯は、花火大会やお祭りなど、カジュアルなイベントのときに使用するのがおすすめです。
羽織などを着用する際にも使いやすい帯になります。
あまりアレンジをしすぎないように結ぶと、和のテイストを強く出せるでしょう。
幅広いアレンジが可能な兵児帯は、花火大会やお祭りでデートを楽しみたいときに適しています。また、華やかに可愛く浴衣を着こなしたい場合にもおすすめです。結び方を工夫すれば、華やかさや可愛らしさの度合いを自由に変えられます。
浴衣の柄や雰囲気に合わせて、さまざまな結び方を試してみるとよいでしょう。
名古屋帯は、夏着物らしくきちんとした着こなしをする際に向いています。
イベントのときだけではなく、日常の中で着物を着用する場合にも取り入れやすい帯です。
帯の種類や結び方を考えながら選ぶと、浴衣をさらに楽しめるでしょう。
半幅帯は、花火大会やお祭りなど、カジュアルなイベントのときに使用するのがおすすめです。
羽織などを着用する際にも使いやすい帯になります。
あまりアレンジをしすぎないように結ぶと、和のテイストを強く出せるでしょう。
幅広いアレンジが可能な兵児帯は、花火大会やお祭りでデートを楽しみたいときに適しています。また、華やかに可愛く浴衣を着こなしたい場合にもおすすめです。結び方を工夫すれば、華やかさや可愛らしさの度合いを自由に変えられます。
浴衣の柄や雰囲気に合わせて、さまざまな結び方を試してみるとよいでしょう。
名古屋帯は、夏着物らしくきちんとした着こなしをする際に向いています。
イベントのときだけではなく、日常の中で着物を着用する場合にも取り入れやすい帯です。
浴衣に着ける帯の種類はTPOで変えると楽しい
浴衣の帯には、シチュエーションやサイズによってさまざまな種類があります。
また、帯の結び方を工夫すれば、雰囲気に大きな変化をつけられるでしょう。
代表的な結び方を覚えられれば、自分好みに自由なアレンジが可能です。
帯の着用に慣れてくれば、イベントなどのときに限らず、普段の生活の中にも浴衣を取り入れることができます。
帯の柄のみで種類を選ぶのもよいですが、結び方や用途などを考えながら帯を選ぶと、浴衣を着るのがさらに楽しくなるでしょう。
着物らしさを感じさせる着こなしにしたい場合は、半幅帯や名古屋帯が適しています。
可愛らしさや華やかさなど個性を出した着こなしをしたいときには、アレンジがしやすい兵児帯がおすすめです。
浴衣を着るときには、TPOで帯の種類を変えてみましょう。
また、帯の結び方を工夫すれば、雰囲気に大きな変化をつけられるでしょう。
代表的な結び方を覚えられれば、自分好みに自由なアレンジが可能です。
帯の着用に慣れてくれば、イベントなどのときに限らず、普段の生活の中にも浴衣を取り入れることができます。
帯の柄のみで種類を選ぶのもよいですが、結び方や用途などを考えながら帯を選ぶと、浴衣を着るのがさらに楽しくなるでしょう。
着物らしさを感じさせる着こなしにしたい場合は、半幅帯や名古屋帯が適しています。
可愛らしさや華やかさなど個性を出した着こなしをしたいときには、アレンジがしやすい兵児帯がおすすめです。
浴衣を着るときには、TPOで帯の種類を変えてみましょう。
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